Code for Japan Summit 2019に運営スタッフとして参加しました
かなえです。
昨日から遅い夏休みで1週間イタリア旅行ということで、このブログが旅行記と化す前に、9月28日、29日の2日間(既に1週間が経ってしまいましたが)、運営スタッフとして参加させていただいたCode for Japan Summint 2019について書きたいと思います。
Code for Japanについて
私も初心者ではあるのですが、Code for Japanとはなんぞやというところをご説明したいと思います。(間違っていたらご指摘ください。)
Code for Japanとは、ITの力で市民・企業・行政の三者が一体になって、日本や地域の課題を解決することを目的に、「ともに考え、ともにつくる。」というビジョンの元、2013年に設立された一般社団法人です。
Code for Japanとは別に、Code for 〇〇(地名)といった地域版の組織が日本全国に沢山あり、ブリゲードという形で相互連携しています。
Code for Japan Summitについて
Code for Japanが年に1回開催している、大規模イベントです。
複数のLT(ライトニングトーク)やセッションにより構成されており、開催地は毎年変わるというか、毎年日本全国のどこかで開催されます。
登壇者、スポンサー、参加者、運営スタッフとも、日本や地域を良くしたいという熱い想いをもった人々が様々なところから集まり、とても楽しい雰囲気のなかで創意工夫を凝らしたセッションが行われるので、さながらお祭りのような場です。
2019年は、千葉県海浜幕張の神田外語大学のキャンパスで、Spark Joy!というテーマで、Code for JapanとCivic Tech Zen Chibaの主導のもと、開催されました。
神田外語大学は、まるでキャンパス中がカフェのような、おしゃれで開放的な環境で、驚くほどイケてる場所でした。。
運営スタッフについて
2日間で延べ人数1,000人ほどが参加するイベントなので、裏方の運営スタッフもそれなりに人数が必要です。
今回は80人以上のスタッフが参加しており、運営コアメンバー以外にも、司会、カメラマン、グラレコ(グラフィックレコーディング、会議やカンファレンスの内容をイラストを用いてリアルタイムでまとめる手法)、自動翻訳システムまわり、Web/モバイルアプリまわり、海外ゲストアテンド、物販、受付などなど、様々な役割があります。
私は、2015年に池袋の豊島区役所で開催されたSummitで、仕事の繋がりで、海外ゲストアテンドを担当させていただいたことがあるのですが、今回久々になにかお手伝いできたらということで、今回は受付という立場でイベントに携わらせていただきました。
所感
運営スタッフとして参加してみて
正直思ったよりもはるかに大変でした。。
ただでさえ、1,000人も参加するイベント、しかもお金のやりとりも発生するので、事前準備もそれなりに必要です。
にも関わらず、よりによって本業のサービスリリース、退職、Code for Japan Summitが同時にやってきたので、開催前の1週間は私の頭の中がSpark状態でした。アドレナリン出まくってました。
当日は私のミスのせいもあり、また久々のCode for Japan Summit、しかも初めての受付ということで、特に1日目の朝はバタバタして、周りにかなりご迷惑をおかけしました。
それでもそれでも、今回担当させていただけて、本当に良かったと思っています。
一番大きかったと思うのは、やはり色々なバックグラウンドを持った、熱意ある方々との出会いです。
参加者は行政の方、IT系の方、スタートアップの方など、様々な方がいらっしゃるのですが、普段お仕事では出会えないような方も多く、色々と新たな発見がありました。 また、熱意とリーダーシップ、主体性のある方が多く、(私自身は右往左往しながらも)非常に勉強になりました。
そういう方って、ちょっとお話するだけで、やっぱり何か伝わってくるものがありますよね。
お話していてもとても楽しいというか、自分まで勇気づけられるというか。セッションについて
正直今回はあまり集中して聞く時間がなく、受付付近で半分耳を向けるような状態でしたが、それでもなかなか面白いお話が多く、今度は参加者としてじっくり聞いてみたいなと思いました。
アクセンチュアの工藤さんの講演や、若手起業家の方の講演も面白かったですが、個人的にツボだったのは、「BADオープンデータ供養寺」というセッションです。
CSVが文字化けするんですけど、、ってこないだ確かに本業で問い合わせあったな、、とか、JSONとはなんぞや、とか、エンジニア的にはよく知られていることでも、場所を変えれば「はて?」といった内容なわけで、そこを分かりやすく解説することで、ITへの敷居をかなり下げることができるのかも、もっとIT活用の場を増やせるのかも、と実感しました。
実際、会場からは「おおー」という歓声が聞こえてきてましたね。
他には、行政の世界では、テーブル型のデータ(明細データ)よりもクロス集計表のほうが評価され、オープンデータとして公開されている、みたいなお話があり、新たな発見でした。
また、このセッションはエンターテイメントとしてもかなり完成されていて、思わず聞き入ってしまう内容でした。
セッションの一部はYoutubeでも配信されているのですが、ネットワーク環境がよくなく開けないので、後ほどリンク貼ります。。
そんなこんなで、周りの方にはかなりご迷惑をおかけしてしまったCode for Japan Summit 2019ですが、運営スタッフの皆様のおかけで、なんとか乗り越えることができ、素晴らしい会になったと思います。
来年は愛知で開催されるとのことで、日程があえば是非また参加したいなと思いました。
ご興味の方は是非。