入社して1年経ちました
ブログ継続する!といって前回の記事投稿からはや1年経ちました。
流石に自分でも呆れていますが、まあ気ままな個人ブログなので良いかなと言い聞かせています。
一方で、未だにブログを見てくれている人も多いみたいで、ありがたいなと思っています。
特にイタリア旅行記が人気みたいです。
転職して1年経ったので、所感をまとめておきたいと思います。
転職1ヶ月後のブログはこちら。
結局何の仕事をしているのか
モバイルアプリ広告の広告主(広告を掲載したい人)に対して、製品の導入・技術サポートをしています。
あと、データ分析とか、自動化ツール開発とか、営業の技術サポートとかも、気ままにやっています。
面白いと感じたこと
業務内容
モバイルアプリ開発の勉強
正直入社するまでモバイルアプリ開発は少ししか経験がなかったので、Android & iOSアプリ開発という新しいことが色々勉強できて面白かったです。
韓国のチームと協働でアプリをローンチしたりしたり。
Unityでふざけたゲーム作ってみたり。
モバイルアプリの世界は本当に動きが早くて、特にiOS関連は(iOS14とか)ドラスティックに変わっていくので、追いついていくのが大変だと感じています。製品の勉強
自分の担当外の製品含め、社会的にメジャーな製品も多いので、製品の仕組みとかを知ることができて、いちユーザーとして興味深いなと思うことが多いです。
しかも、私のような末端社員にも閲覧可能な資料やソースコードも多く、勉強になります。
働き方
体制の立ち上げ
小〜中規模の広告主や営業向けの技術サポートとしては、自分が最初の人員だったので、サポート体制の立ち上げをイチから実施することができて、何でも自分で決めたいタイプの人間としてはやりがいがありました。自由、裁量の大きさ
プロジェクトワークというより、アドホックな技術サポートや営業サポートを1人で担当する形式なので、自分の裁量で業務量や期限感の調整ができています。
毎期の目標設定もある程度自分で決められるので、納得感を持って働けます。
最初は入りたてでなかなか意見が通らずモヤモヤした時期もあったが、今は任せてもらえているなと感じています。
転職後の信頼関係の構築って大事だなと思いました。
組織
親切で愉快なメンバー
チームも営業さんも本当に親切で、聞けば何でも教えてくれるので、いつも甘えてしまっています。
業務時間内の社内イベントも結構多くて、マリカとかAmong Us(今世界的に流行っているらしい人狼系ゲーム)をみんなでプレイしたり。
転職当時は業務時間を犠牲にしてまで、、と思っていましたが、今となっては職場の心理的安全性という観点でかなり大きな役割を果たしていると思うし、特に在宅勤務で対面で接することがない環境では、精神的に健康に働くうえでは重要なことだと実感しています。多様性
個人的には多様性というのは重要なキーワードで、色んな国籍や経歴の人がいる環境に身をおいているときに、楽しいなと感じます。
今の職場は、本当に色々な出自の人がいて、話を聞いているだけでも楽しいです。
また、様々な経歴の人がいるので、業界や会社の裏話とかも聞けて、面白いです。
英語は本当に毎日使っているので、多少は上達したかなと思います。
まだ100%話を理解できずに聞き返したりすることもあるし、説明が回りくどくなったり、上手くプレゼンできなかったり、まだまだだなあと思うことは多いです。
転職してよかった?
個人的には、よかったと思っています。
理由は、単純に前の職場では経験できないことが経験できて視野が広がったから。
特に、学生時代に憧れていたような環境で仕事できている、というのは本当に恵まれているなと思います。
あと、自分の裁量で就業時間とか有給とか、色々調整ができる、というのは自分にはあっているかもしれません。
前の職場もかなり裁量はあったのですが、チームワークが多かったのと、業種柄期日に厳しかったので、調整はしづらいところもあったように思います。
前の仕事は大好きでしたし、今の仕事にはない良さもたくさんあります。
特に、技術とか業界知識とかプロジェクトマネジメントとかの知識という意味でいうと、幅も深さも、前の仕事の方が追求できる環境だったかなと思います。
今後
ある程度自信を持って今の仕事をできるようにはなったと思うので、家族のこととかも考えたいです。
あと、技術サポートなのに社内では技術職として認められていないので、ゆくゆくはクライアントと接点のある技術職を目指したいです。
オススメ英会話勉強法
最近飲み会とかで話していて需要がありそうだなと思ったので書いてみることにしました。
私もまだまだ英語勉強中の身ではありますし、私より上手い人はごまんといますが、所謂純ジャパ(留学には行ったけど)の割には頑張ってきた方かなと自負しており、人よりちょっと英語を頑張ったおかげで与えていただいた機会や、面白い出会いが沢山あったので、これまで英語のバックグラウンドがなかった人、今頑張っている人、これから頑張ろうとしている人にも、この達成感や楽しさを共有できたらいいなと思っております。
前提
この記事では、主に多くの日本人が苦手とする英会話にフォーカスをあてて勉強法を紹介します。
読み書きについてはあまり深く記載しません。
また、あくまで私にとって効果があったと思う方法なので、他にも個人個人に適した勉強法があると思います。
参考程度に読んでいただければと思います。
レベルの定義
- レベル1:会話以前にある程度正しい文法で英文を書くことに自信がない人
- レベル2:英文法や頻出の単語はだいたい分かり、読み書きはできるが、会話に苦手意識がある人
- レベル3:日常英会話はできるが、ビジネスの場で発言する自信がない人
レベル1
勉強法
短文が沢山載っている書籍をとにかく音読をしましょう。
短文は、英会話向けの会話文ではなく、完結したセンテンスのほうが良いと思います。
音声を聞いて、音声と同じテンポ、リズム、音程で話せるよう、繰り返し音読します。
文法や語彙力に自信がない人は、そのへんも意識しながら読みます。
これにより、英語を話したり聞いたりすることを体で覚えることができ、似たフレーズであればスラスラ出てくるようになります。
また、聞いたものを自分で発話しようとするので、英語特有のテンポやリズムが分かり、リスニング力が上がるほか、自分の発音も良くなります。
東○ハイスクールの安河内先生が「英語は音読!」と連呼されていましたが、本当にそのとおりだったと思います。
オススメ教材
私は受験生時代にひたすら学校の教科書と単語帳の例文を音読していました。
なので、最近の市販の教材を使っていないのですが、もし自分が勉強しなおすとすると、以下の2冊かなと思います。
* 瞬間英作文
https://www.amazon.co.jp/%E3%81%A9%E3%82%93%E3%81%A9%E3%82%93%E8%A9%B1%E3%81%99%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E7%9E%AC%E9%96%93%E8%8B%B1%E4%BD%9C%E6%96%87%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0-CD-BOOK-%E6%A3%AE%E6%B2%A2-%E6%B4%8B%E4%BB%8B/dp/4860641345/ref=asc_df_4860641345/?tag=jpgo-22&linkCode=df0&hvadid=295673331009&hvpos=1o1&hvnetw=g&hvrand=3047749226370166936&hvpone=&hvptwo=&hvqmt=&hvdev=c&hvdvcmdl=&hvlocint=&hvlocphy=1028851&hvtargid=pla-524899217670&psc=1&th=1&psc=1
この本は日本語を見て瞬時に英作文をする訓練用の書籍なので、用途は少し違うかもしれませんが、これくらいの短文をひたすら音読するのが良いかなと思います。
* 英単語ターゲット
www.obunsha.co.jp
こちらは受験で定番の単語帳ですが、この例文部分を音読しまくると、頻出単語と文法どちらも勉強できる気がします。
レベル2
勉強法
一定額で話し放題とかの安いオンラインスクールでひたすらoutputとfeedbackを繰り返して英会話に慣れましょう。
このフェーズでは、まず「英語を話すことが恥ずかしい、自信がない、怖い」という状態を克服することが第一目標です。
また、その場で聞いて、考えて、発言するということに慣れる必要があります。
最初は凄く頭を使うので、疲れると思いますが、繰り返しているうちに慣れて、英会話が楽しくなってくるので、それまでの辛抱です。
できたら最低30分、毎日続けましょう。
ちょっと早起きしてやるとか、就業後に会議室とってやるとか、習慣化しやすい方法を考えると良いと思います。
オススメ教材
- Native Camp
nativecamp.net
気がついたら値上げしていました。。が、月額6500円程度で話し放題です。
コースは、与えられたテーマについて会話したりディスカッションしたりする形式がオススメです。
完全なフリートークだと、最初は話題を見つけたり話題を探すのに気を遣ってしまったり、講師ばかりが話してしまい、本来の目的である英会話に全力をかけられなくなるからです。
また、講師は様々な国籍の人がいますが、紹介動画とレビューがついているので、そういった情報に基づいて訛りが少ない講師を選ぶと良いと思います。
最初はできるだけ同じ講師を選ぶと早く慣れることができます。
慣れてきたら、様々な講師と話して、訛りや話し方に触れると良いと思います。
レベル3
勉強法
私もこの域を脱しきれていない説はありますが、ビジネス英会話スクールが良いと思います。
このフェーズになると、単語や言い回しの細かいニュアンスが気になったり、より専門性や実用性が求められるので、ただ安いだけのオンラインスクールだと物足りなくなります。
また、ビジネス英会話スクールでは、実務や面接対策も実施してもらえたり、異文化交流に関するTipsを教えてもらえたり、よくあるシチュエーションで自分の意見を述べる経験をさせてもらえたりと、普通の英会話学習に留まらないサービスを受けることができます。
オススメ教材
- Bizmates
www.bizmates.jp
月額11,000円で毎日30分の授業が受けられます。
このスクールは、最強のビジネス英会話スクールとして名高いベルリッツの元教材開発を担当していた方が教材を作成しており、非常に高品質なレッスンを、フィリピン人によるオンラインスクール形式により格安で受けられます。
教材の内容は、プロジェクトマネジメントについて後輩に指導する、日本の文化について外国人の同僚に教える等、ただ英語を話すだけでなく、自分の意見を持つことを求められるもので、日常業務にも良い影響をもたらしてくれます。
また、標準の教材レッスン以外にも、面接対策や資料のレビューを受けることができたり、業界別のレッスン(IT業界であれば、ソリューションを提案する等)を受けたりすることができます。私も転職時に面接対策やレジュメ添削を受けました。
このスクールでは、最初にレベル分けレッスンをしますが、レベル2以下の方はコスパの都合上、上記のレベル2から始めたほうが良いかもしれません。
こちらも様々な講師がいますが、レビューや紹介音声を聞くことができるほか、講師のビジネス経験等で検索することができます。
レビューの評価が良い講師は、やはり積極的に指導をしてくれます。
また、「経営」「会計」「マーケティング」「コンサルティング」等のビジネス経験がある講師は、経験豊富で発音もきれいなことが多いうえ、非常に実践的なアドバイスをくれるので、特に面接対策やレジュメ添削ではオススメです。
英単語やフレーズの覚え方
教材を通して初めて知った英単語やフレーズについては、英単語帳やメモなどに書いて毎日見返します。
このときのポイントは、英単語と日本語の意味を書くのではなく、教材で登場したセンテンスのみを記載します。
そしてその単語を覚えるまで、毎日音読します。
一度覚えたものについても、時々見返して音読します。
これにより、単語の使われ方やニュアンスと一緒に意味を覚えることができます。
というわけで、全体を通して大切だなと思うのは、とにかく音読によるinputと、outputの場数を踏むことです。
その過程で悔しい思いをすることもあるかもしれませんが、とにかく人と比べず気長にやることが大切かなと思います。
最初は辛いと思っていた英会話が楽しくなってきたとき、旅先で他の旅行客との会話がはずんだとき、仕事で希望していたポジションがまわってきたとき、そういった達成感を積み重ねることで、モチベーションも保てますし、何より自分の自信につながると思います。
私も最近は勉強をサボりがちなので、頑張りたいと思います!
入社して1ヶ月経ちました
今の会社に入社してから、あっという間に1ヶ月が経ってしまいました。
そして前回のブログから、早速大分間が空いてしまいました。。
ということで、会社のことや今の仕事のことと、1ヶ月経った所感を書いてみたいと思います。
会社のこと
業界
外資系IT企業。
私の部署はWeb広告系。
仕事内容
中小企業やスタートアップ向けに、広告製品を提案する営業の人たちと組んで、技術的な支援をする仕事をしています。
今はまだ勉強期間ということで、実務より勉強に比重を置くよう、マネージャーが調整してくれています。
開発からは少し離れましたが、広告業界のこと、製品のこと、データ分析のこと、社内のことなど、勉強することが多く、また英語でのコミュニケーションを求められるので、刺激の多い毎日です。
社風
日本では唯一無二の社内だと思います。
D&I (Diversity & Inclusion)
D&Iを唱える外資系企業は沢山ありますが、本当の意味でそれを目指していて、製品やサービスにも生かしていると思います。
オフィスには様々な人種の人、様々な背景を持った人がいます。
そしてみんながそれを尊重しようという雰囲気があります。
こういうのは差別だよ、やっちゃダメだよ、みたいな研修はD&Iを意識する企業ならよくあるのかなと思うのですが、一歩進んで、知らないうちに偏見を持ってしまうのはしょうがない、誰でも失敗はするものという前提のもと、それをどう克服していくかという研修まであります。善良、ポジティブ
善い人間でいましょう!という雰囲気があります、と書くと宗教っぽいですが、本当です。(笑)
そしてみんなスーパーポジティブです。
攻撃的な人はいないですし、何か宜しくない、イケてないことをする人に対しては、みんなで改めていこうぜ!みたいな雰囲気があります。サポーティブ
新入社員の私に対してめちゃくちゃ親身に何でも教えてくれます。。
そして焦らなくて良いよ、と言ってくれます。人好き
人と話すのが大好きな人が多く、人見知りする人は少ないです。
コラボレーションを推奨しており、その結果打ち合わせや社内イベントがやたら多いです。多才
一芸にも二芸にも秀でた人が多いです。
取り敢えず何かの領域でぶっちぎってる人がいます。
または複数分野でバランスよく?ぶっちぎってる人もいます。面白いこと好き
取り敢えず何か面白いことやりたい、面白くないことはやりたくない人が多いです。
まぁ人間はみんなそうだと思うのですが、より素直で、つまらないことはどうしたら面白くできるか常に考えているのかなと思います。自由 前職もかなり自由だったと思うのですが、さらに自由というか、裁量が大きいです。
自分で仕事を断ることもできるし、作り出すこともできます。
そしてそれを求められている感じです。情報量が多い
新しい機会を作り出すために、日頃から沢山の情報に触れておく必要があるので、アンテナを張りまくる必要があります。
あと、まぁIT業界なので、そもそも情報の変化がかなり早いようです。
所感
まだ入社して1ヶ月なので、見えていないところも沢山ありますし、まだハネムーン期間(新しいことを始めてワクワクしてる状態)なのだと思いますが、自分にとって良かったと思うことと、課題を書いていきます。
良かったこと
社風があう
上述のように独特な社風なのですが、不慣れなところもまだありつつも、私には合っていたかなと思います。
社風に慣れるのに時間がかかったり、慣れなくて辞める人も多いようです。
確かに、黙々と仕事をするのが好きな人や、日本から出たくない人、しっかりした規律の中で働きたい人、決められた仕事を頑張りたい人には合わないかもしれないです。
私の場合、社風が留学先の大学にとても似ているように感じており、自分が身を置きたいとずっと思っていた環境に身を置けているように思います。前職の知識や経験が役に立つ
主に働き方と技術面で、前職でのクラウド開発やデータサイエンス周りの知見が間接的に役立っているなと感じます。
また、クライアントが開発部門でないことが多く、技術的なことを噛み砕いて伝える必要があったりと、今までユーザ部と仕事をしてきた経験が役に立ちそうな気がしています。仕事でもプライベートでも色んなことにチャレンジできる
裁量が大きいので、業務上ニーズがあることであれば何でも自分のやりたいことができそうです。
また、ワークライフバランスが大幅に改善したので、習い事や家のことなど、今までできなかったことができるし、それを推奨する雰囲気です。
課題
効率よく仕事する
コミュニケーションの量が多かったり、情報量が多かったりで、意識的に腰を据えて作業する時間をとったり、上手く情報を整理できるようにならないと、本格的に実務が始まってから何もできなくなりそうな気がしています。
また、余計な仕事はしなくて良いように工夫する、できるだけスケーラブルな方法で対応する(よくある質問にはFAQを作ってそこを見てもらうとか)ことも重要だと感じました。
特に、今回沢山の中小企業を担当することとなり、特定のクライアントを担当するSIプロジェクトの進め方からは意識の転換が必要になりそうです。キャリア形成やスキルアップを計画する
入社前から聞いていたことではあるのですが、仕事の自由度が高いため、意識的に自分でキャリア形成やスキルアップを計画しないと、コアスキルが育たないまま年数が経ちそうな気がしています。
今はいったん目の前のことを頑張るとして、一通り仕事に慣れたら、今後どの分野のスキルを伸ばしていくのか、検討したいと思います。仕事以外のことを頑張る
プライベートの時間が増えて、また多才な人に囲まれてみて、今までの人生を振り返ってみると、選択と集中を繰り返してきたように感じており、例えばスポーツとか手先を使うこととか、苦手なことをそのままにしてきた、本当の意味で視野を広げてこなかったことに気づきました。
苦手を苦手のままにしておいて、もう指一本も触れないこともできるし、そっちの方が楽だと思うのですが、楽しめることを増やすという意味で、無理のない範囲で色々やってみないとなと思っています。多様性を尊重する
もともと意識する努力はしてきたと思うのですが、最近D&I推しな雰囲気の中で、人種とか性別とか表面上見えるものだけでなくて、趣味とか飲食とか価値観とか所属するコミュニティとか、多様性って奥深いんだなと思う機会が増えました。
人を傷つけない、ということ以上に、自分もみんなも楽しめる環境作りとは何か考えていきたいなと思いました。
若干自分語り気味になってしまいましたが、以上が所感です。
仕事内容については、まだ語れるほど詳しくないのと、会社のポリシー上書きづらいので、今後もあまり書かない気がします。
個人的に勉強したこととかは書くかもしれません。
イタリア旅行記⑩(総集編)
長きにわたったイタリア旅行記ですが、最後に全体のまとめやTips的なことをまとめておこうと思います。
周遊地
今回の旅行では、以下の町を回りました。
詳細はそれぞれの旅行記をご覧あれ。
シエナ
トスカーナの中世の景色をそのまま残したような、レンガ色の小さな町。
代表的な観光名所:カンポ広場、ドゥオモ
オススメポイント:中世そのままの景色、トスカーナの田舎らしい景色を楽しみたい人にオススメ。
kanaen.hatenablog.comフィレンツェ
言わずもがな、ドゥオモを中心とした、トスカーナのルネッサンスの中心地。
代表的な観光名所:ドゥオモ、ジョットの鐘、ベッキオ橋
オススメポイント:イタリアに行くなら必ず行くべき。特にルネサンス期の芸術/建築やお土産探しや美味しいもの好きなら是非。
kanaen.hatenablog.comベネチア
アドリア海の奥に浮かぶ、運河と橋の水の都。
代表的な観光名所:サンマルコ広場、サンマルコ寺院、リアルト橋、サルーテ聖堂、ドゥカーレ宮殿
オススメポイント:他にはない町並みや水のある景色が好きな人にオススメ。
kanaen.hatenablog.comミラノ
北イタリアに位置するファッションの流行の発信地。
代表的な観光名所:ミラノ大聖堂、ショッピングストリート
オススメポイント:北イタリアを見てみたい人、ちょっと高級な流行のものに興味がある人にオススメ。
kanaen.hatenablog.comローマ
イタリアの首都であり、古代ローマ帝国からの遺跡とルネッサンス芸術の街。
代表的な観光名所:コロッセオ、フォロ・ロマーノ、パラティーノの丘、パンテオン、トレビの泉、サンタンジェロ城、ナボナ広場、スペイン広場、ベネチア広場
オススメポイント:イタリアに行くなら必ず行くべき。古代〜ルネサンスの歴史に興味がある人、美味しいもの好きな人に特にオススメ。
kanaen.hatenablog.com
kanaen.hatenablog.comバチカン市国
ローマ・カトリック教会の総本山。
代表的な観光名所:サン・ピエトロ大聖堂、バチカン美術館(システィーナ礼拝堂)
オススメポイント:ルネサンス芸術/建築に興味がある人、天使と悪魔が好きな人、キリスト教とゆかりがある人にオススメ。
kanaen.hatenablog.com
治安
シエナは治安が良いですが、他の観光地では、スリや押し売りに注意が必要です。
バッグは常に手で覆っておくべし。
バラ売りや玩具売り、行き先を聞いてくる人(無理矢理チケットを購入して手数料を取ろうとしてくる人)は無視。
ローマは特に注意で、バスの中や人気のない通りでは手癖が悪そうな人、こちらをチラチラ見ながらついてくるなんだか怪しげな人等、本当に悪意があるのかどうか分かりませんが、チラホラいます。
また、両替でやたら高い手数料を設定しているところがあります。
これでも、スリやテロ対策で、観光地に警察や軍人が配置されるようになって、かなり改善したのだろうと思いました。
物価
今回観光地の中心の宿やレストランを使用したこともあり、B&Bにも関わらず高かったです。
1泊平均1万円、1食1人4,000〜6,000円くらいだったかなと思います。
中央駅周辺などでお酒を飲まずに過ごせばもう少し安くなるかもしれませんが、治安、水道(お湯が出るか)、Wifi等、事前に調査した方が良いです。
鉄道予約
italoまたはtrenitaliaが運行しています。
今回はitaloを使用しました。
Leonardo Express含めtrenitaliaの鉄道に乗る時は、ホームで以下のマシンでチケットのValidationをする必要があります。
QRコードを読み取れそうなところがありますが、こちらは使用せず、単純にチケットを左寄せで挿入するのが正しいようです。
意外と時間通り、遅れても10分程度でした。
ただし、ホーム番号が直前(出発5分前とか)に決まることがあり、少しハラハラしました。
バス予約
ローマ発シエナ着はFlixbusで予約しました。
global.flixbus.com
シエナ発のバスについては、シエナ交通が管理しており、オンライン予約はできないので、現地でチケットを購入しました。
他に予約したもの
ジョットの鐘等 (フィレンツェ)
ジョットの鐘や洗礼堂等、ドゥオモの付属施設に入るためのチケットです。
空きがあればクーポラに上る時間の予約もできます。クーポラは事前予約必須。
すぐに埋まってしまうので、なるはやで予約したほうが良いです。
grandemuseodelduomo.waf.itコロッセオ/フォロ・ロマーノ/パラティーノの丘(ローマ)
この3つはセットのチケットがお得です。
ガイド付きツアーを選べば、コロッセオの地下に入れます。
ecm.coopculture.it
以下は予約できず観光できませんでしたが、凄い競争率なので可能であればなる早で予約した方が良いです。
- 最後の晩餐 (ミラノ)
https://cenacolovinciano.vivaticket.it/eng/tour/cenacolo-vinciano/744cenacolovinciano.vivaticket.it
数ヶ月先まで埋まっているらしい。。
以下は凄く並ぶので観光できませんでしたが、予約不可なので、早朝に行く等の対策が必要です。
ドゥオモ (フィレンツェ)
日中時間帯だと2時間待ちです。
印象に残ったもの
食べ物
とにかくトマトを使った料理が美味しかったです。
アマトリチャーナはどこに行っても美味しいです。
味が濃すぎる場合はポモドーロ(トマト)パスタの方があっているかもしれません。
他、トスカーナ名物太麺パスタのピチやベネチア名物イカ墨パスタ等、パスタはどれも美味しいです。
また、イタリアンはワインがあってこそ完成すると言っても過言ではないくらい、ワインと相性が良いと思いました。
特にトスカーナワインやベネチアのベネトワインは美味しかったです。
味の濃い食べ物が多いので、赤ワインがオススメ。お土産
フィレンツェの革製品は、お店の見極めが必要ですが、本当に良いものが多いように感じました。
お土産としては革の手袋やコインケースが人気のようです。
他にも、フィレンツェとローマには綺麗な紙やちょっとしたアクセサリーなど、良いお土産屋さんがたくさんありました。
総合して、とても良い旅になりました。
移動が多かったので、バタバタするかなと思いましたが、移動中に訪れた場所の歴史を調べたり、写真を見返したりして、かえって充実した旅になったのではないかと思います。
ローマ帝国やルネサンスの歴史について知ることができ、知的好奇心が刺激される1週間でした。
また、食べ物も美味しく、食欲も刺激され、沢山歩いたにも関わらず体重は順調に増えました。
次イタリアに行くときは、「トスカーナの町を周る旅」または「南イタリアを周る旅」どちらかをやりたいと思います。
いったんは、大分お財布がやられたので、近場で楽しみを見つけようと思います。。
以上、長きにわたった自己満イタリア旅行記でした。
おまけ
個人的な趣味で、好きなもののうち、イタリアにピッタリだと思ったものをご紹介。
Adria Blue (bohemianvoodoo)
ベネチアで聞きたくなった一曲。
www.youtube.comOblivion (Piazzola)
個人的にはイタリアといえばこれ。
2 Chelloのカバー版も良し。
www.youtube.com
www.youtube.comLibertango (Piazzola)
www.youtube.comAve Maria (Libera)
サン・ピエトロ大聖堂を眺めながら聴きたくなった一曲。
ボーイソプラノが天使。
www.youtube.com
イタリア旅行記⑨(ローマ→成田)
前日帰ってからすぐに寝てしまったので、早起きして大量のお土産をパッキングしなければなりませんでした。
特に、ワインやトマトソースなどの割れ物が多く、パッキングには少し注意を要しました。
用意が済んでから、最後にナボナ広場でクロワッサンとカプチーノを購入し、ベンチで食べました。
朝はやはり少し肌寒く、まだ人もほとんどいませんでした。
広場の様子を目に焼き付けて、B&Bに呼んでもらったタクシーに乗り、フィウミチーノ空港へ向かいます。
特に何事もなく、出国を済ませ、少しお土産を見た後、空港内にあるバーでプロセッコを飲んで時間まで過ごしました。
搭乗後は、来たときと同じ様にフィンランド航空でゆっくりと時間を過ごし、ヘルシンキに到着しました。
ヘルシンキでは少し時間があったので、Nordic Kitchenというレストランで軽食を取りました。
ここでは、なんとトナカイの肉が提供されていたので、人生初のトナカイにチャレンジしました。
ハムになっていたので、とても食べやすく、美味しかったです。
ビーフジャーキーのような味でした。
また、沿えられていた黄色いソースが珍しい味で、これも美味しかったです。
ヘルシンキから成田へのフライトも、行きと同様非常に快適なものでした。
広くてシンプルなきれいなシートに、タイムラインとイベント(食事、ショッピング、ライトダウン等)が表示されるディスプレイ、美味しいごはんなど、思い切りリラックスして、たまりにたまった旅行記を書いたり、時差ボケ対策で寝たりして過ごしました。
と言いつつ、帰宅後は昼間にも関わらず時差ボケでぐっすり寝てしまい、夜は全く寝ることができず、写真を眺めながら早速懐かしい気持ちに浸っていました。
翌日からは転職後の新しい会社での勤務、そして早速シンガポールでの研修です。
結局寝ついたのは深夜3時頃なのでした。
イタリア旅行記⑧(ローマ・バチカン編)
この日はバチカン市国を周る日です。
朝はゆっくりめに起き、カンポ広場のマーケットを見に行きました。
こちらでは、衣服、野菜、小物、食器、チーズ、ハム、調味料等が、一部は主に観光客向けに露天形式で売られています。
商品こそ観光客向けですが、売り手はそこまで押しは強くなく、観光客としては見て回りやすいマーケットでした。
また、この近辺には本格的な肉屋があり、普段見慣れないような大量のハムやサラミが売られていました。
カンポ広場の付近で、巨大なパニーニを食べました。
とても食べ切れるサイズではありませんでしたが、ハムがとても美味しかったです。
カンポ広場から、バチカン市国へ向かいます。
途中、路地を活用して美術作品が展示されていました。
イタリアでは、このように、遺跡や路地の一部をギャラリーとして活用することが多いようで、まさに芸術の国であることを実感させます。
バチカン市国が見えてきました。
サン・ピエトロ大聖堂は壮大で、美しかったです。
バチカン市国に入ると、沢山の人が聖堂に入るために並んでいました。
我々は、バチカン市国内の郵便局で、親戚に葉書を書いて送りました。
ローマ教皇の切手を貼って、投函しました。
バチカンの消印がつくはずです。
立入禁止の場所には、おしゃれな服を来た衛兵が立っていました。
歴史的に、スイスの軍人がバチカンの衛兵を勤めているそうです。
バチカン美術館の予約をしていたので、一度バチカン市国を出て、美術館へ向かいました。
サン・ピエトロ大聖堂から意外と遠く、歩いて15~20分程度かかります。
入り口には沢山の人が並んでいましたが、予約していたので列をスキップできます。
biglietteriamusei.vatican.va
しかし、このときも、PDFチケットの時間しか確認されませんでした。
周囲には、「チケットをあげるよ」というダフ屋まがいの人が沢山いましたが、どうやら偽物のPDFを高価で販売しているようです。。
バチカン美術館は、ローマ教皇を選ぶときに行われるコンクラーベが行われるシスティーナ礼拝堂で有名ですが、それ以外にも沢山の芸術作品や歴史的な物品が展示されています。
古いものは、紀元前にイタリアに居住していたエトルリア人の陶器や、古代エジプト、古代ローマ時代のもの、新しいものは20世紀以降のものまで、様々です。
有名なものだと、ルネッサンス期の画家ラファエロの絵が展示されていたりします。
そんなこんなで、システィーナ礼拝堂にたどり着くまでは、ショートカットをしても2時間程度かかります。。
そして、途中までは展示場が非常に狭く、ツアーで音声ガイドを耳に集団行動している人もいるので、流れがゆっくりで、かなり混んでいます。
もちろんエアコンはなく、風通しが悪いので、美術に興味がない人は、暫くは忍耐が必要です。
そして辿り着いたシスティーナ礼拝堂、沢山の人でした。
しかし、壁面に描かれたミケランジェロの最後の審判にも、沢山の人が描かれていました。
天井や左右の壁面には、旧約聖書の創世記の物語が描かれています。
最後の審判は、とても鮮やかな青色の背景で、他では見ないようなインパクトがありました。
この絵は、世界の最後に、キリストが人間を裁いている場面を示しているとのことで、キリストから見て左は地獄を、キリストから見て右(Right、正しい)は天国を表すそうです。
最初ミケランジェロがこの絵を描いたとき、教皇やその関係者は、裸体が描かれたこの絵を不謹慎なものとして忌み嫌ったそうです。
ミケランジェロは、なかなか皮肉な性格の人だったのか、その関係者をこの絵の中に地獄の裁判官として登場させたとのことです。
結局後々になって、他の画家が、この絵の登場人物の秘部に布をかぶせる形で上描きをしたとのことでした。
システィーナ礼拝堂を後にすると、カフェテリアとカフェがありました。
もう歩き疲れて腹ペコだったので、カフェテリアでランチとしました。
カフェテリアはよくある食堂形式で、簡素なものでしたが、パスタはとても美味しかったです。
その後、再び大聖堂の前を通りましたが、相変わらず沢山の人で、およそ並ぶ元気がなく、外から眺めるにとどめ、歩いてサンタンジェロ城に行くことにしました。
サンタンジェロ城は、ローマ帝国のハドリアヌス帝が自分の墓として建てたものですが、その後ローマ教皇が砦として使用するため、改築を重ねたとのことです。
そのため、バチカンにつながる隠し通路があったり、ローマ教皇用のアパートがあったりします。
このサンタンジェロ城も、スマホアプリでオーディオガイドを聞くことができます。
しかも、こちらはさらに驚いたことに、エリアごとにビーコンが取り付けられており、エリアに到達すると、自動的にそのエリアの解説が始まる、というものです。
日本の観光地でも是非広まって欲しいなと思います。
場内を上がっていくと、とても眺めの良いテラスがあり、家族経営のカフェがあります。
このカフェは、夕方早めの時間だと混んでおらず、しかもお値段も良心的で、サン・ピエトロ大聖堂を真正面に見ることができるので、非常にオススメのスポットです。
我々はここで30分ほどワインを飲みながら、イタリア歌曲やナポリ民謡を聞いてまったりしました。
夕日が沈む頃、さらに城内を上り、屋上に到着しました。
さすがに少しずつ人が集まってきましたが、それでもローマの他の観光地よりは大分空いており、落ち着いて夕暮れ時のサン・ピエトロ大聖堂を眺めることができました。
おそらく、ローマで見た景色の中で最も美しい景色だったのではないかと思います。
サンタンジェロ城の出口付近では、ブルガリの特別展をやっていました。
名残惜しい気持ちでサンタンジェロ城を後にし、バスでテルミニ駅付近のレストランに行くことにしました。
ここで1つ教訓が得られたのですが、ローマで評価が高く、本当に美味しいレストランは家族経営のレストランです。
そして、そういったレストランには、週末は地元の人が集まります。
地元の人は予約をしてレストランに来ています。
よって、予約なしの観光客は、相手にされません。
そして、観光客が電話で予約しようとしても、まず電話が繋がりません。
なので、本当に行きたい家族経営の美味しい地元のレストランがあったら、数日前にレストランに赴いて、または予約代行で予約をするのが確実です。。
という教訓を得るくらいには、数件めぐり、最終的にこちらのレストランにたどり着きました。
www.tripadvisor.com
こちらも、地元の人々で大変賑わっており、しかし他のお店よりリーズナブルでした。
ハモンセラーノとシンプルなトマトパスタとビーフステーキと赤ワインを注文しました。
ボリューム満点でしたが、比較的優しい味付けで、平らげてしまいました。
アマトリチャーナは私には少し味が濃いのですが、トマトパスタは私でも美味しく完食できました。
食後にトリュフアイスを注文し、お腹いっぱいでバスでナボナ広場へ戻りました。
11時頃のナボナ広場は、まだまだ人はいたものの、さすがに店じまいムードで、少し寂しさを感じながら、B&Bに戻り、ゆっくりと休みました。
イタリア旅行記⑦(ローマ・コロッセオ編)
今まで移動続きだったので、朝比較的ゆっくり起き、バスで移動して、9時頃コロッセオに到着しました。
コロッセオへの訪問は2回目でしたが、それでも息を飲むほどの大きさで、これが紀元後すぐに建てられたと思うと、度々ながら感嘆してしまいます。
オンラインでチケット予約していたので、コロッセオ駅前で買ったパニーニを食べてから、周辺をふらふら散歩し、予約時間になってからコロッセオに入場しました。
ecm.coopculture.it
チケット予約していない人の列は、10時頃でも大変な長さになっていましたが、コロッセオの入り口ではPDFチケットの時間しか確認しないので、いくらでもズルできてしまうのでは、、と思いました。
実際、コロッセオ周辺のダフ屋はそういったズルをしているのかもしれません。。
コロッセオ内部では、オーディオガイドを借りました。
有料ですが、スマホを貸し出しされ、そのスマホにインストールされているアプリで地図を閲覧し、地図上のポイントで音声ガイドを再生できるようになっています。
コロッセオは、そのスケールもですが、何よりもよく考え抜かれた観戦の仕組みが素晴らしいと思います。
構造も規模も都内に存在する巨大ドームと変わらず、しかも地下にはアリーナに猛獣の入った檻を地下からエレベータ式に上げる仕組みや、剣闘士が地下から飛び出す仕組みが存在していたと言います。
さらには、回数こそ少なかったそうですが、アリーナに水を引き込むことで、模擬海戦等も行われていたそうです。
驚きの舞台技術です。
この地下部分は、公認のガイド同伴のツアーでないと入れないとのことなので、今度は是非予約して訪問してみたいと思いました。
このコロッセオは、よく知られている通り、剣闘士と猛獣との戦いや、剣闘士同士の戦い等、非常に残虐な娯楽によってローマ市民を楽しませていたとのことですが、ローマ帝国のキリスト教化により、この手の娯楽は禁止され、内部に小さな礼拝堂等が建築されたとのことです。
また、建築資材が運び出され、サンパウロ聖堂等のローマの他の建築物に転用されたとのことです。
なお、表面にところどころ空いている穴は、復元時に木の足場を差すために開けられたものだそうです。
コロッセオのブックショップに、当時の再現をイメージしたポストカードが販売されていました。
なおさら、当時の技術の高さに驚いてしまいました。
コロッセオ見学後は、隣のフォロ・ロマーノとパラティーノの丘を見学します。
コロッセオもその規模やローマ帝国の技術力の高さを代表する建物という意味では素晴らしいですが、フォロ・ロマーノとパラティーノの丘は、ローマの発祥を知るという意味で、ある意味より重要な史跡なのではないかと思います。
フォロ・ロマーノは、ローマ帝国初期の政治の中心地で、共和制だった頃の元老院や神殿等の跡をみることができます。
大部分がカエサルにより整備されたとのことで、巨大なカエサル神殿の跡地も存在します。
パラティーノの丘の方は、それよりさらに昔、ローマで初めて建てられた宮殿が存在し、建国の父であるロレムスとレムスの双子が住んでいたとされる場所です。
こちらは紀元前のレンガ造りの巨大な建物で構成されています。
また、丘の上から眺める景色は、非常に美しいです。
高台には、人馴れしたカモメがとまっており、観光客に大人気でした。
私の好きなゲームシリーズである、アサシンクリードで、このフォロ・ロマーノ等が登場するらしく、帰国したらプレイ動画を是非見てみたいと思いました。
フォロ・ロマーノとパラティーノの丘は非常に大きなエリアで、しかもこの日は日差しが強く、また日陰もまったくないので、3時間ほど歩き回っているうちにかなり体力を持っていかれました。
しかし、この周辺にはレストランが全くないので、ベネチア広場まで少し歩き、レストランに入りました。
www.tripadvisor.jp
こちらでは、チーズのフリット、サルティンボッカという牛肉とハムを焼いたローマの郷土料理、同じくローマの名物であるカルボナーラを食べました。
サルティンボッカは、生姜焼きのような味付けで、日本人好みの味でした。
カルボナーラもこってりしすぎておらず、日本のものよりぺろりと食べることができました。
ランチの後、せっかくイタリアにいるので、美味しいお土産を買いたいということで、ローマ中心地からは少し離れたところにある、Eatalyに行きました。
このEataly、日本では東京駅にも小さな店舗を出店していますが、こちらは4階建てのかなり大きな店舗です。
www.eataly.net
1階にキッチン用品やお菓子、2階にハム、ソーセージ、ビール、パスタ、パスタソース、オリーブオイル等、4階にワイン、5階に料理教室やイベントスペースがあります。
ハムなども非常に美味しそうだったのですが、日本の入国のことを考えると面倒なので、常温保存できるチーズ、トスカーナのワイン、パスタソース、ピチ、オリーブオイル等を購入しました。
また、ワイン売り場では樽出しワインを販売してくれるので、トスカーナでよくある品種であるサンジョベーゼの樽出しワインを購入してみました。
帰国後がとても楽しみです。
Eatalyでなんと2時間ほどを過ごし、大量のお土産を手にタクシーでローマ中心部に帰り、B&B近くのレストランでディナーにしました。
www.tripadvisor.com
金曜日ということもあり、お店は地元の人で大変賑わっていました。
イタリアの人は、週末に大人数でワイワイガヤガヤと飲むのが習慣なのでしょうか。
また、誕生日祝いの子どもたちが大勢来ていて、店員さんに怒られるほどお店の内外で大騒ぎしていました。
夜の10時でも、子供が外で騒げる国というのは、なんて平和なんだろうと思いました。
こちらでは、ミックスサラダとアマトリチャーナをいただきました。
アマトリチャーナはどこにいっても間違いなく美味しいと同時に、どこにいっても少し味が濃く、全て食べきるのはなかなか大変です。
でも、赤ワインと一緒に食べると本当に美味しいので、Eatalyで買ったトマトソースで、帰宅後に頑張って再現してみたいと思います。
この日は、コロッセオ周辺をかなり歩いたので、夜はくたくたで、ぐっすり寝てしまいました。