イタリア旅行記⑩(総集編)
長きにわたったイタリア旅行記ですが、最後に全体のまとめやTips的なことをまとめておこうと思います。
周遊地
今回の旅行では、以下の町を回りました。
詳細はそれぞれの旅行記をご覧あれ。
シエナ
トスカーナの中世の景色をそのまま残したような、レンガ色の小さな町。
代表的な観光名所:カンポ広場、ドゥオモ
オススメポイント:中世そのままの景色、トスカーナの田舎らしい景色を楽しみたい人にオススメ。
kanaen.hatenablog.comフィレンツェ
言わずもがな、ドゥオモを中心とした、トスカーナのルネッサンスの中心地。
代表的な観光名所:ドゥオモ、ジョットの鐘、ベッキオ橋
オススメポイント:イタリアに行くなら必ず行くべき。特にルネサンス期の芸術/建築やお土産探しや美味しいもの好きなら是非。
kanaen.hatenablog.comベネチア
アドリア海の奥に浮かぶ、運河と橋の水の都。
代表的な観光名所:サンマルコ広場、サンマルコ寺院、リアルト橋、サルーテ聖堂、ドゥカーレ宮殿
オススメポイント:他にはない町並みや水のある景色が好きな人にオススメ。
kanaen.hatenablog.comミラノ
北イタリアに位置するファッションの流行の発信地。
代表的な観光名所:ミラノ大聖堂、ショッピングストリート
オススメポイント:北イタリアを見てみたい人、ちょっと高級な流行のものに興味がある人にオススメ。
kanaen.hatenablog.comローマ
イタリアの首都であり、古代ローマ帝国からの遺跡とルネッサンス芸術の街。
代表的な観光名所:コロッセオ、フォロ・ロマーノ、パラティーノの丘、パンテオン、トレビの泉、サンタンジェロ城、ナボナ広場、スペイン広場、ベネチア広場
オススメポイント:イタリアに行くなら必ず行くべき。古代〜ルネサンスの歴史に興味がある人、美味しいもの好きな人に特にオススメ。
kanaen.hatenablog.com
kanaen.hatenablog.comバチカン市国
ローマ・カトリック教会の総本山。
代表的な観光名所:サン・ピエトロ大聖堂、バチカン美術館(システィーナ礼拝堂)
オススメポイント:ルネサンス芸術/建築に興味がある人、天使と悪魔が好きな人、キリスト教とゆかりがある人にオススメ。
kanaen.hatenablog.com
治安
シエナは治安が良いですが、他の観光地では、スリや押し売りに注意が必要です。
バッグは常に手で覆っておくべし。
バラ売りや玩具売り、行き先を聞いてくる人(無理矢理チケットを購入して手数料を取ろうとしてくる人)は無視。
ローマは特に注意で、バスの中や人気のない通りでは手癖が悪そうな人、こちらをチラチラ見ながらついてくるなんだか怪しげな人等、本当に悪意があるのかどうか分かりませんが、チラホラいます。
また、両替でやたら高い手数料を設定しているところがあります。
これでも、スリやテロ対策で、観光地に警察や軍人が配置されるようになって、かなり改善したのだろうと思いました。
物価
今回観光地の中心の宿やレストランを使用したこともあり、B&Bにも関わらず高かったです。
1泊平均1万円、1食1人4,000〜6,000円くらいだったかなと思います。
中央駅周辺などでお酒を飲まずに過ごせばもう少し安くなるかもしれませんが、治安、水道(お湯が出るか)、Wifi等、事前に調査した方が良いです。
鉄道予約
italoまたはtrenitaliaが運行しています。
今回はitaloを使用しました。
Leonardo Express含めtrenitaliaの鉄道に乗る時は、ホームで以下のマシンでチケットのValidationをする必要があります。
QRコードを読み取れそうなところがありますが、こちらは使用せず、単純にチケットを左寄せで挿入するのが正しいようです。
意外と時間通り、遅れても10分程度でした。
ただし、ホーム番号が直前(出発5分前とか)に決まることがあり、少しハラハラしました。
バス予約
ローマ発シエナ着はFlixbusで予約しました。
global.flixbus.com
シエナ発のバスについては、シエナ交通が管理しており、オンライン予約はできないので、現地でチケットを購入しました。
他に予約したもの
ジョットの鐘等 (フィレンツェ)
ジョットの鐘や洗礼堂等、ドゥオモの付属施設に入るためのチケットです。
空きがあればクーポラに上る時間の予約もできます。クーポラは事前予約必須。
すぐに埋まってしまうので、なるはやで予約したほうが良いです。
grandemuseodelduomo.waf.itコロッセオ/フォロ・ロマーノ/パラティーノの丘(ローマ)
この3つはセットのチケットがお得です。
ガイド付きツアーを選べば、コロッセオの地下に入れます。
ecm.coopculture.it
以下は予約できず観光できませんでしたが、凄い競争率なので可能であればなる早で予約した方が良いです。
- 最後の晩餐 (ミラノ)
https://cenacolovinciano.vivaticket.it/eng/tour/cenacolo-vinciano/744cenacolovinciano.vivaticket.it
数ヶ月先まで埋まっているらしい。。
以下は凄く並ぶので観光できませんでしたが、予約不可なので、早朝に行く等の対策が必要です。
ドゥオモ (フィレンツェ)
日中時間帯だと2時間待ちです。
印象に残ったもの
食べ物
とにかくトマトを使った料理が美味しかったです。
アマトリチャーナはどこに行っても美味しいです。
味が濃すぎる場合はポモドーロ(トマト)パスタの方があっているかもしれません。
他、トスカーナ名物太麺パスタのピチやベネチア名物イカ墨パスタ等、パスタはどれも美味しいです。
また、イタリアンはワインがあってこそ完成すると言っても過言ではないくらい、ワインと相性が良いと思いました。
特にトスカーナワインやベネチアのベネトワインは美味しかったです。
味の濃い食べ物が多いので、赤ワインがオススメ。お土産
フィレンツェの革製品は、お店の見極めが必要ですが、本当に良いものが多いように感じました。
お土産としては革の手袋やコインケースが人気のようです。
他にも、フィレンツェとローマには綺麗な紙やちょっとしたアクセサリーなど、良いお土産屋さんがたくさんありました。
総合して、とても良い旅になりました。
移動が多かったので、バタバタするかなと思いましたが、移動中に訪れた場所の歴史を調べたり、写真を見返したりして、かえって充実した旅になったのではないかと思います。
ローマ帝国やルネサンスの歴史について知ることができ、知的好奇心が刺激される1週間でした。
また、食べ物も美味しく、食欲も刺激され、沢山歩いたにも関わらず体重は順調に増えました。
次イタリアに行くときは、「トスカーナの町を周る旅」または「南イタリアを周る旅」どちらかをやりたいと思います。
いったんは、大分お財布がやられたので、近場で楽しみを見つけようと思います。。
以上、長きにわたった自己満イタリア旅行記でした。
おまけ
個人的な趣味で、好きなもののうち、イタリアにピッタリだと思ったものをご紹介。
Adria Blue (bohemianvoodoo)
ベネチアで聞きたくなった一曲。
www.youtube.comOblivion (Piazzola)
個人的にはイタリアといえばこれ。
2 Chelloのカバー版も良し。
www.youtube.com
www.youtube.comLibertango (Piazzola)
www.youtube.comAve Maria (Libera)
サン・ピエトロ大聖堂を眺めながら聴きたくなった一曲。
ボーイソプラノが天使。
www.youtube.com